転職講義 2回目

 

だいきです!

 

前回の講義では、

 

  • 実は年功序列じゃない日本の実態
  • 28歳までが転職のボーナスタイム

 

とお話ししました。

 

もし少しでも「異業種にチャレンジしてみたいな」と思っている方は、早めの行動ができるとベストです。

 

 

もちろん「だから急いで転職してください!」って話ではなくて。

 

世の中の8割の人が、実は転職の準備を怠って後悔していたりもします。

 

 

なので、年収やキャリアの成長は、

 

正しい転職の知識を身につけて、その上で挑むことが大事。

 

なので、まずはそもそもどうやるべきか?を学ぶ必要があるんですね。

 

 

プログラミングのコラムでも、

 

「うまく行ってる人のマネをしよう」だとか、

 

「そもそもの頑張り方を間違えると、うまくいかない」みたいな話はしてきましたが。

 

これは転職も同じです。

 

 

頑張る方向を間違えてしまうと、ゴールに辿り着かない謎の道を無限に走り続けることになってしまいます。

 

なので、そもそもどういう方法なら、学歴やスキルに関係なく、年収UPの未来を描けるのか?

 

知っていく必要がある、ってことですね。

 

 

そこで今回は、あなたの転職失敗を未然に防ぐために、

 

転職に失敗する人に共通する、あるポイントをお伝えします。

 

これまで相談に乗ってきた読者さんだったり、

 

僕の周りにいる「学歴がないのに年収が高い人」が通った、失敗のパターンを解説するので。

 

ぜひ反面教師にするつもりで、読んでみてください。

 

よくある「転職サイト」での失敗

初めての転職で、皆さん使われるのは転職サイトです。

 

20万件以上求人を保有していると書かれてあったり、

 

CMでよく見る会社だったりで、なんとなく良さそうなイメージを持ちますよね。

 

 

特に求人数に関しては

 

「これだけ数があれば、いい会社が見つかりそう!」

 

と、いいイメージを持って登録する人も多いはず。

 

 

ただここで質問です!!!

 

「転職サイト、私も使ってますよ〜!!」

 

って人ちょっとお尋ねしたいんですけど、、

 

転職サイトに”登録しただけ“になっていませんか?笑

 

もしくはさらっと求人眺めたり、お気に入り登録して終了!

 

みたいな…笑

 

 

求人の多さが魅力的で登録したのに、

 

多すぎて選べなくなってる。

 

これ、転職サイトを活用してる人のあるあるです。

 

 

もちろん登録してすぐは求人をいくつか見ることもあるでしょう。

 

 

でもなんとなーく仕事内容がわかる求人をみたり、

 

年収や福利厚生が良い求人を眺めるだけで終わるだとか。

 

多くの方がそんな経験をなさってるのでは?と思います。

 

 

実際、僕に転職相談してくれる読者さんもこれで。

 

「いい求人があれば転職したいけどねー」

 

と言いつつ、行動がなかなかついてこないというか。

 

 

ご本人もご自身のことを

 

「何年も転職したいって言い続けて、何もしない転職するする詐欺になってます…」

 

とおっしゃってたくらい。

 

本当に転職が上手くいかない人のあるあるです。

 

 

じゃあ、転職サイトを見て、行動してる人はうまく行ってるのか?

 

と言われると、実はそうでもありません。

 

 

というのも、転職サイトで、実際に自分で求人を選んで失敗した方って、結構いるんです。

 

 

よくあるのは業界や職種の知識がない人が

 

「自分が受かりそうな会社」を基準にして応募してしまうから。

 

で、結局、生活が何も変わりませんでした…とか。

 

年収UPどころが下がりました。。みたいなそんなこともよくあります。

 

 

あとよくあるのは転職後に想像していた仕事内容や環境と全く違うパータンですね。

 

事務職と思って転職したら、電話でのクレーム対応でした。

 

IT業界は需要があるって聞いたのに、研修がないからついていけない。

 

 

こういう相談も実際、過去にはありました。

 

 

僕からすると、

 

「もっと条件の良い会社は沢山あるのに!」

 

もったいないな…と思うことが多いです。

 

無知なまま行動するって、それくらい本当に怖いこと。

 

 

じゃあ逆に

 

「興味のない職種もちゃんと見てみよう!!」

 

と動けば成功するのか?と言われると、そうではありません。

 

 

なぜなら、経験のない仕事のイメージはつかないから。

 

しっかり見たところで仕事内容は想像しきれないし、

 

その業界が将来伸びしろがあるだとか、年収が上がりやすいだとか…

 

判断も当然できません。

 

 

そもそも1つの転職サイトで20万件以上も求人があるので、すべてを調べることも不可能ですし。

 

つまり、何が言いたいかというと、

 

自分1人で転職に成功できるのは、「業界・職種の知識を備えている人だけ!!!」

 

ってこと。

 

 

結局、人って知識以上のことはできないので。

 

知識がない状態で、1人で転職活動を進めると、当然失敗します!って話ですね。

じゃあ「ハローワーク」はどうなの?

 

1人で転職しようとしても、なかなか前に進めない!!

 

そこでよく選ばれるサービスの1つが、「ハローワーク」

 

いつもハローワーク前には人がズラリと並んでたりしますよね。

 

 

僕も好奇心で、1回中に入ってみたんですけど、

 

こんなにも同年代の人がいないのか…って感じで、めっちゃびっくりした記憶があります。

 

 

ちなみに、転職相談をしてくれた読者さんも利用してたらしいんですが、

 

施設内も、なんだかドンヨリとした雰囲気で、

 

しかも当時、窓口で怒鳴り散らかしているおじさんを見かけたらしくて。笑

 

最初は

 

(うわあ、めっちゃ迷惑なおじさんいるやーん)

 

なんて思っていたそうですが、

 

おじさんによると、求人票よりも残業時間が多かったうえに、お給料が少なかったらしいんです

 

 

「そんなことあるのか?」

 

と思いながら、窓口で対応してもらったところ、読者さんも違和感だらけ。

 

 

なぜなら、紹介された求人は読者さんの希望条件から外れるものばかりだったんだとか。

 

それに求人票について質問しても、

 

「一度面接を受けて確かめてみて」と曖昧なことしか言ってくれなかったそうです。

 

で、怖くなって、その後はハローワークは使わずじまいなんだとか。

 

 

僕もこの一件がすごく印象的で、めっちゃハローワークについて調べてみたんですけど、、

 

実はとんでもない闇が隠れてて。

 

まず、そもそもハローワークは国が運営する雇用サービスです。

 

たしかに使ってる人も多いし、話はたまに聞くし。

 

なんとなく安心できるイメージですよね。

 

 

しかし実際は

  • ブラック企業の掲載が多い
  • 嘘の求人が紛れている

なんてこともザラにあるそう。

 

 

でもこれ、実はハローワークの仕組に原因があったんです。

 

そもそも本来、採用活動をおこなう企業は、転職サイトに求人掲載費を支払って人材を確保しています。

 

 

ところがハローワークは、どんな企業も申請をしてしまえば無料で掲載してもらえるんです。

 

通常有料のところ、無料で人を採用できるって、めちゃめちゃお得ですよね。

 

 

じゃあ、無料で人を採用したい企業って、どんなところ?と考えると、

 

必然的に、採用費用をかけられない企業が集まってきますよね。

 

 

あとは、そもそも採用を軽視していて。とりあえず誰でも良いから入ってくれだとか。

 

そういうスタンスの企業も多いはず。

 

 

だからブラック企業に遭遇する確率がめっちゃ高いんですね。

 

しかもハローワーク側もブラック企業の把握はできてないという…。

 

 

なので、ハローワークが100%悪いわけではないんですが、

 

知らずにブラック企業の紹介されてしまう可能性は大いにあるので注意が必要です。

 

 

おじさんが怒鳴っていたように、

 

ハローワークの求人票の内容と、実際の条件にかなり違いがあることは問題視され続けているらしく。

 

厚生労働省の調査によると、

 

嘘の求人が平成28年で9299件、平成29年で8,507件もあったんだとか。

 

 

さらに怖いのが、嘘に対して訴えようとしても、その企業を取り締まる法律はないのです。

 

厚生労働省のサイトにもこのように提示されています▼

求人誌やハローワークに掲載されている求人票はあくまでも募集の際に提示する労働条件の目安であり、労働基準法第15条で定める労働条件の明示には該当しません。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyunhou_5.html

めちゃくちゃ怖くないですか?

 

 

そして、そもそもハローワークってどんな人が使うべきなのか?

 

ってところを調べてみると…

 

実は対象者じゃない人も多そうな予感でした。

  • 35歳以上の人
  • 地元の求人を見たい人
  • 正社員以外のの仕事を探している人

上記に当てはまる人以外は、ハローワークを利用するメリットがないみたいです。

 

 

なぜなら大手企業やベンチャー企業などはハローワークが求人を保有していないことが多いから。

 

伸びている会社ほど採用にはしっかりお金をかけてます。

 

 

なので、ハローワークには登録しないこともあり。。

  • 20代
  • 未経験の職種に転職したい
  • 収入が上がりやすい業界を目指したい

こういった条件に当てはまる人は他の手段を選ぶべきだと、僕は思います。

被害者の方も多い「転職エージェント」

 

そして、これまた多いのが転職エージェントでの被害。

 

 

よく聞くのは、大手のエージェントに登録した結果、

 

電話がかかってきて、ヒアリングがはじまり、

 

条件にヒットする求人を素早く紹介してくれるとか。

 

 

ここだけ聞くと、ものすごく良さそうに見えますが…

 

実態は全然違って。

 

担当が言っていた求人内容と全く違うなんて、当たり前。

 

 

ちなみに読者さんの事例でいうと、

 

エージェントの言うことをまんま鵜呑みにして、貧乏生活を2年以上も続ける羽目に…

 

なんてこともあるくらい。

 

 

でも、なんで「転職エージェントから嘘をつかれる」なんてことが起こるのでしょうか?

 

実はこれ、転職エージェントの仕組みに原因があったんです。

 

そもそも転職エージェントは、

 

求職者を企業に紹介することによって「人材紹介手数料」を貰っています。

 

なので求職者は、最初から最後まで無料で利用できる仕組みです。

 

 

発生する手数料はだいたい、求職者の年収の30~35%。

 

仮にあなたが次の転職先の年収400万なら、

 

転職エージェント側に120万の手数料がはいることになります。

 

 

めちゃくちゃ大金ですね笑

 

では転職エージェントの立場だと、売上のために何を考えると思いますか?

 

 

きっと…

 

「年収が高い会社に受かる人を転職させたい!!」

と考えてしまうはずです。

 

つまり学歴がなかったり、年収が高くなる見込みがないはどうなるのか?

 

 

そのような求職者に対しては、

 

誰でもうかる会社や、ブラック企業でも紹介しまくって数を稼ぐしかありません。

 

とはいえ、彼らもボランティアではありません。

 

ビジネスである以上は仕方のないことだと思います。

 

ではどうやって転職エージェントを使うべきなのか?

 

 

伝えたいポイントは沢山あります。

  • 自分の意見をしっかり伝えること
  • 複数のエージェントを利用すること
  • 情報を鵜呑みにせず自分で調べること

などなど。

 

 

しかし中でも一番重要なのは…

 

担当者の質!!!

 

本当にこれが大事!!

 

 

ぶっちゃけ上記のポイントを意識しても、

 

担当者の知識量が少ないとか、

 

ノルマを達成したい気持ちがあると良い会社を紹介してくれないです。

そしてちょっと余談ですが…

 

読者さんの多くは、転職エージェントの求人を勧められているんです笑

 

これ、どういうことかわかりますか?

 

 

要は転職業界について無知だった読者さんでも、キャリアアドバイザーになれるってことです。

 

ちなみに絶対みんな聞いたことある、大手転職エージェントの求人ばかり。笑

 

 

普通に大手転職エージェントを利用する人からしたら怖すぎますよね。

 

ある程度マニュアルや研修は用意されていても、実質素人と同じってことです。

コネ入社で後悔、、、僕の友人の失敗談

 

最後に、、、僕の失敗談ではありませんが、友人の後悔した経験をご紹介します。

 

その友人は新卒でコネを使って、某教材販売の会社に入社しました。

 

たしか…お兄さんの友達?の会社でした。

 

 

名前の知れた会社だったので、なんの心配もしていないようでしたが…

 

入社して半年くらいたって「今の会社辞めたい」と言いはじめたのを覚えています。

 

 

辞めたい理由は色々あるでしょうけれど、

 

コネで入社したこともあって、不満を言い出せないみたいなんです。

 

実際にコネ入社した読者様から

  • 思っていた仕事内容と違う
  • 不満があっても言い出せない
  • 気まずくて辞めづらい

と相談がくることは珍しくありません。

 

 

紹介してくれた人が親しい仲ほど、

 

仕事内容や労働条件を確認せずに入社してしまうパターンが多いようです。

 

 

ちなみにこの友人は、まだその会社で働き続けています。

 

一緒に食事に行くたびに上司や仕事の愚痴をひたすら言ってます。

とはいえ、彼も既に30歳を超えているので、転職はなかなかハード。

 

 

そもそも彼の考え方を今から変えるのも難しいかも。

 

なのであなたも、親しい方から良い話を聞いても即決しないように注意です。

次回の講義は…

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

今日は転職で失敗する人のあるあるをお伝えしました。

 

 

とはいえ、

 

これらの方法を使ってはいけない!と言っているわけではありません。

 

中には本当に良いサービスもあるし、実際に良い会社に就職できた方もいると思います。

 

 

ただ、どうしても運要素が強すぎるのは事実。

 

そして、ここまであらゆる手段が危険だと言われると…

 

「もうどうやって転職していいかわかんない」

「転職しないほうがいいんじゃないかな」

 

と転職するのが嫌になっちゃいますよね。

 

 

そんな方に向けて、

次回はいよいよ!!僕おすすめの「自分に合う仕事を見つけて、年収UPするための転職方法」をご紹介します!

 

 

過去に講義を読んでくれた方たちからは

 

「面倒くさがりな私でもやってみたいと思った!」

 

「これなら今よりも良い会社に入れそう!」

 

などなど嬉しい声を頂いています!

 

 

最も重要な回になっていますのでお見逃しなく!

 

そして引き続き、コラムの感想お待ちしています!

 

「現状を変えたい!」という想いが伝わる方ほど、全力でサポートしたいと思っています!

 

質問もお気軽にどうぞ。